消費税の増税は、消費に対する罰である。
2019年10月1日から消費税が、8%から10%となる予定である。
せめて、世論が消費増税反対であるということを示すためにも、国民は消費増税反対の気持ちを持ち続けるべきだと思う。
前提として、
「誰かの消費で使ったお金は、誰かの所得となっている」
ことを忘れないでください。
もし消費税増税が実施されたとすると
増税分(2%)は、全額社会保障に使われるわけではなく、増収分の50%は、借金の返済に使われる予定である。
借金の返済は、誰の所得にもならない。つまり、国民が支払った消費税のお金が何にも使われないまま眠ることになります。(この考えは、かなり重要です)
今まで、国民の誰かの所得になっていた増税分のお金が、誰にも使われなくなります。そうすると、国民の誰かの所得が減ります。
デフレで、所得が少なく、国民がお金を使わなくなっている現状で、増税すると、結果としてさらに国民の所得を減らすことに繋がります。
日本国民を貧困化する政策ですよ。コレは・・・
誰のためにやってるんですかねー
増税する理由は、国の借金でこのままでは破綻するという名目らしいのですが、抽象的でよくわからないですよね。
破綻の定義って何なんですかね?
そもそも、日本国債は、100%日本円建てなので、破綻のしようがありません。日本円を発行すれば解決するからです。
ギリシャが破綻したのは、EUの共通通貨であるユーロ建てで借金をしたからです。ギリシャ政府はユーロを発行する権利がないからです。
景気が良すぎて、インフレになってモノや資産の価格が急上昇してしまう。このような状況なら、国民の消費を抑えるために増税するというなら理解できるのですが・・・
今のタイミングで、消費税を増税するのは、最悪のタイミングです。
消費税を増税して消費に対する罰金を増やすと、国民の消費をさらに抑えてしまう。
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国民の消費が少なくなると、国民の所得が少なくなる
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国民の所得が少なくなると、国民の消費が少なくなる
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国民の消費が少なくなると、国民の所得が少なくなる。
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永遠に循環する・・・
もう悪循環ですよね(笑えない)
国民の所得が増えるには、国内のモノやサービスの消費が増えなければなりません。
しかし今は、景気が悪く所得も少ないので、国民の使えるお金が少ないですよね。
そういうときこそ、政府がお金を使って、日本国内で使用されるお金を増やして国民の所得を増やしてほしいです。